
ダウンタウンにズブズブ入り込むと、ド派手なバイクが出迎えてくれた。
メインの目抜き通り『Fremont Street(フリーモント・ストリート)』に沿う通りで、
バイク関連のイベントだか、コンベンションだかが行われているらしい。

イカついバイクの傍らにイカついヤツら、いかにもアメリカンなフンイキ満載で気分が上がる、
行き当たりばったりで歩いているとこういう出会いがあるのでオモシロイ。
この街はアメリカでもっとも観光客を集める場所として有名だが、
主たる客層は観光客や家族連れでなく、会議や展示会といったビジネス・トリップがメイン。
世界屈指の「コンベンション・シティ」なのですね、実は。

ザ・ストリップとダウンタウンの間にはバカデカイ『ラスベガス・コンベンション・センター』が鎮座、
そこではイベントや展示会、学会などの予定が毎日ビッシリ、
駐車場渋滞を成しているクルマのホトンドがレンタカー。
もちろんそれ以外のホテルやイベントホールでも大小取り混ぜ、様々なコンベンションが。
執筆しているガイドブックを買い支えているのも、実はこの「出張組」だったりします。

さて本題の取材ですが、やはり「銃撃事件」の影響でバタバタが続いてます。
変更されたスケジュール表にはホトンドの取材先が「TBA」と表記されている。
これは「To Be Announced」の略、後日報告、後日告知という意味、
試合予定やコンサートの案内などにも使われる略称なので、覚えておいて損はないですよ。

といっても取材で動いている身としては歓迎できない表記。
「TBA」と書かれている先に確認連絡を入れては、担当が捕まらず、後回しになったり、
唐突に観光局から連絡が入り、OKが出たり、とドッタンバッタンの繰り返し。
電話、メール、SMSと移動中でも連絡のヤリトリがけっこう厄介、面倒、大変です。

アッチに行くはずがコッチに回され、コッチに行ったらアッチの担当いなくて、としっちゃかめっちゃか。
街自体が安全なのは歓迎ですが、まさか取材予定にこんなに影響を及ぼすとは計算外。
まあ、変更変更には慣れているので臨機応変、当意即妙、頭寒足熱、あ、コレ違うな、と動いてます。

蛇足ですが、
「TBD」だと「To Be Determined」、これは「未定」、
「TBC」だとエステ、脱毛してくれます、じゃなくて、
「To Be Confirmed」(要確認、確認中)、「To Be Continued」(継続予定)という意味もありますね。
日本だと「ASAP」や「N/A」、「FAQ」なんてのは馴染みがありますね。
旅行用語だと「CXL」(キャンセレーション=キャンセル・取り消し)は覚えておくと便利です。

今夜予定している世界的に有名なフレンチのディナー・ブッキングも「TBA」、
その後の『Cirque du Soleil(シルク・ドゥ・ソレイユ)』のショウも「TBA」と流動的。
いっそ残りの予定は「CXL」にして、自由の身にしてくれないかなあ。






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